Last Updated: 2008/2/11
< OKDのコラム(考察)&基本的考え方 >



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7  菌糸ビン無限増殖計画パート1 結果発表!!
更新日時:
2007.12.31 Mon.
セットから25日後の様子です。サンプル@の方はセット時の倍ぐらいに成長しましたが、だんだん成長が緩やかになってきました。これ以上は急激な成長は望めそうにないため、今後も真っ白にはならないと思います。
実験した時期(温度)が、ヒラタケ菌にはキツかったかもしれません。最高30℃の日もありましたから。
菌が完全には回りませんでしたが、このビンはこれで使い道がありそうです。菌糸に巻かれやすいアンテの初令幼虫など、最初は上の方の発酵マットを食べて、加齢と共に、自分で菌糸ゾーンへ突入。みたいな。とはいえ今回のレシピ、また混合比では完全真っ白になるのはたぶん無理ですので、結果的には失敗としておきます。
というわけで、このビンの効果はアンテの幼虫を投入し、試したいと思います。今後はアンテの飼育記録にご期待下さい。
また、次回パート2として生オガを使用した実験をする予定です。


8  プリンカップ入りの幼虫に空気穴は必要か?
更新日時:
2006.09.02 Sat.
皆さんはプリンカップにて幼虫を飼育(保管)する際、空気穴というか通気穴、要はフタとか容器に穴を空けていますか?
この点については、意見が二分するところだと思います。空けてる人もいるし、空けない人もいるし。
そこで今回、空気穴は必要か、穴開きと穴無しで比較実験を行います。
サンプルは、スマトラヒラタの初令幼虫。
 
・穴空きプリンカップにて、1カップ1頭づつ12頭保管(飼育)。
・穴無しプリンカップにて、1カップ1頭づつ8頭保管(飼育)。
 
ちなみに穴空きカップの穴は、気持ち大きめに3個空けた物が6カップと、小さめ2個の穴を空けた物が6カップの2種類です。
飼育条件は、マットはよくある市販のアンテマットで、温度は25℃管理です。これで、1週間保管してみます。1週間飼育して大丈夫なら通気性については問題ないでしょう。酸欠でダメな時は1日、2日で上に出てくるもんね。
 
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結果発表です!!
 
8/18飼育スタートで、8/30割り出し。12日間プリンカップにて飼育しました。
結果、計20頭、全頭無事、元気です。成長状態も差はありません。
ただ、穴無し組の幼虫は、カップ側面や、蓋付近に集中していました。
やっぱり少し息苦しいのかもしれませんね。
今回は12日間の飼育でしたが、1ヶ月とかは厳しいかも。まぁ、プリンカップでそんなに長期間飼育する必要もないでしょう。
ということで、結論!!10日間程度の飼育であれば、プリンカップに空気穴は必要無し!!

9  菌糸ビン無限増殖計画パート2 スタート!!
更新日時:
2006.08.28 Mon.
菌糸ビンに幼虫を投入する時って、表面の菌膜部分は取り除きますよね。
皆さんは菌膜部分どうしていますか?発酵マットにまぜたり、カブト用のマットに混ぜたり、いろいろなリサイクル方法があると思いますが、今回はこの菌膜部分を使って、菌糸ビンを作りたいと思います。
といっても、菌膜を細かく砕き、ビンに詰めた直しただけではすぐに再生してツマランので、題名の通り増殖を試みます。
 
サンプル@(写真左の上):生オガに椎茸ホダ木を埋込み、菌糸を帯状に植菌。
サンプルA(写真左の下)小麦粉添加生オガに椎茸ホダ木を埋込み、菌糸を帯状に植菌。
サンプルB(写真右の上段)米ぬか+トレハロース添加生オガに、菌糸を全体的に植菌。
サンプルC(写真右の下段)米ぬか添加生オガに、菌糸を全体的に植菌。
 
写真左のプラケースは8/23仕込み。右のコーヒービン軍は8/26仕込みです。
温度は24℃で管理。
ちなみに生オガはクヌギ100%で無殺菌。蒸し器で殺菌とかってめんどいでしょ。
それと、菌糸の量は、生オガ9:菌糸1ぐらいの配分。これで普通に菌糸ビンできたら菌糸ビン代かなり節約できそう。
 
結果をお楽しみに!!





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